ニコチンパッチでタバコをやめる
禁煙の方法にはニコチンパッチやニコチンガムなど様々なものがあります。
毎日無意識で吸っているタバコですから、何の対策もなしに我慢するという方法だけで禁煙ができる人は少ないようです。
禁煙に何度も挑戦して挫折している人は、ニコチンパッチなどを利用してニコチンの禁断症状を抑えながら禁煙することもできます。
ニコチンパッチは禁煙手段としてよく使われますが、1日1回貼っておくだけでいいのでとても簡単です。
意思だけの力よりも禁煙成功率が2倍高まると言われている、ニコチン置換療法のための禁煙補助薬で禁煙時のイライラ・集中困難などの症状を緩和します。
禁煙を助けてくれるニコチンパッチは、腕などにニコチンを含んだパッチを貼ることで体内にごく少量のニコチンを補給できるので禁断症状を和らげることができます。
しかし、ニコチン切れの症状には効果がありますが、いくらニコチンパッチを貼っていてもタバコを吸うという習慣行為ができないため、イライラしたり落ち着かないということは十分あり得ます。
喫煙期間が長い人は禁煙が大変だと言われていますから、ニコチンパッチだけでなくガムや飴、お茶など、他のものも利用する必要がありそうです。
ニコチンパッチには大・中・小と3種類のサイズがあり、サイズによってニコチンの含有量が異なります。
最初はニコチンの量が多いものを貼って次第に弱くしていくことで禁断症状に効果が表れます。
通常の方法では、8週間で禁煙ができるというプログラムになっており、ニコチンパッチを使用している際はタバコを吸ってはいけません。
まず「大」を2週間から4週間、毎日1枚ずつ使用します。
「大」を使用していてほとんどまったくタバコほしさがなくなれば「中」に、さらに「小」にと、だんだん小さいものを使用するようにし、最後にニコチンパッチから卒業する、という段取りです。
現在ニコチンパッチは、1枚あたり約430円で値段が設定されています。
もし1ヶ月ニコチンパッチを使用したとしたら、だいたい標準的には13,000円程度といったところでしょう。
ただしそのほかに、診察費用がかかりますので、必要費用はそれぞれの医療機関にお問い合わせください。
使用方法は、一度貼ると24時間使用が可能で、24時間後に貼り替える、それだけです。
一般的には朝に貼りはじめ、翌朝取り替えるようにします。
これは、ニコチンパッチによって、人によっては寝苦しい、寝付けないという副作用が出るのを防ぐためです。
この使用方法では、どうしても朝タバコを吸ってしまう、というヘビースモーカーの場合には、寝る前に貼り付けるという方法を取ることもあります。
貼る場所は、湿布薬ですので、全身のどこでもよいですし、どこに貼っても効果はかわりません。
ただ実際問題、腹部や肘など、曲げのばしする場所には貼りにくいですし、毛の多い場所も、翌日にはがして張り替えるときに困ります。
ですから、腕や太股、あるいは背中といったところに貼る人が多いようです。
禁煙外来でニコチンパッチを処方してもらうと、保険が適用されますしアドバイスをもらいながら自分に合ったものを出してもらえるので、個人輸入などでニコチンパッチを購入するよりも禁煙がスムーズにいくでしょう。
あと、ニコチンを身体に入れるなんて、有害では?と思うでしょうが、「タバコの害」のページで述べたように、タバコには、4,000種類もの化合物が含まれ、あきらかに有害物質だとされるものだけでも200種類以上あります。
そのなかで、ニコチンパッチやニコチンガムに含まれるのは、「ニコチンだけ」です。
毎日タバコを吸って身体に入れているニコチンの量は、こういったニコチンガムやニコチンパッチで身体に入るニコチンの量よりはるかに多く、はるかに急激に入ってきます。
それに比べると、ニコチンガムやニコチンパッチで入るニコチンのほうがずっと少ないので、ほとんどの人が安全に使うことができます。
ですが、ほかの湿布薬同様、ニコチンパッチを貼っている部分が発赤やかぶれるというケースもありますので皮膚が弱い人にはあまりお勧めできません。
また、ニコチンパッチを使用して禁煙に成功したという人は、残念ながら5割以下だと言われています。
さらなる禁煙成功を呼び寄せる方法
タバコは悪いものだとわかっているのにやめれなかった喫煙者が禁煙グッズや禁煙外来の医者に頼らずに禁煙できた方法です!
とても意思が強いとはいえない人でも禁煙に成功できる可能性がグーンと高まりますので、是非試してみてください!
人それぞれ、環境、状況が違うと思いますので、これを読めば必ずやめられるということではないのですが、実際に購入してから読んでみて効果がなければ無期限で情報代金の返金がOKですので、安心して自分のペースで取り組むことができます。